「近々」は英語で何という?soon・shortlyなどの違いと例文

「近々お会いしましょう」「近々発表する予定です」
など、「近々」は日常会話でもよく使われる言葉です。
英語で「近々」と伝えたい場合、まず思い浮かぶのが
「soon」
ではないでしょうか。
しかし、「近々」を表す英語は「soon」だけではありません。
「shortly」「before long」「in the near future」
なども使われますが、それぞれ時間の近さや使われる場面、ニュアンスが異なります。
また、「近々お会いしましょう」「近々ご連絡します」「近々発表します」など、日本語では同じ「近々」でも、英語では場面に合わせて表現を選ぶことが大切です。
この記事では、「近々」を表す英語表現とそれぞれの違い、使い分けを例文とともにわかりやすく解説します。
「近々」は英語で何という?基本は「soon」
「近々」を英語で表す場合、最も基本的で使いやすいのが「soon」です。
「soon」には、「すぐに」「もうすぐ」「近いうちに」といった意味があり、現在からそれほど遠くない未来について使われます。
日本語の「近々」と意味が近く、日常会話からビジネスまで幅広い場面で使うことができます。
たとえば、「近々またお会いしましょう」は、次のように表現できます。
See you again soon.
近々またお会いしましょう。
また、「近々ご連絡します」であれば、次のように表現できます。
I’ll contact you soon.
近々ご連絡します。
「近々」を表す英語は「soon」だけではない
日本語の「近々」は、具体的に何日後という期間を決めず、「そう遠くないうち」を表す言葉です。
日本語の「近々」の意味や読み方、どのくらいの期間を指すのかについては、近々とは?意味と読み方・使い方を例文でわかりやすく解説で詳しく紹介しています。
英語でも、状況や時間の近さによって複数の表現を使い分けます。
| 英語表現 | 主な意味・ニュアンス | 日本語のイメージ |
|---|---|---|
| soon | 現在からそれほど遠くない時期に | 近々・もうすぐ |
| shortly | 短い時間のうちに | まもなく・ほどなく |
| before long | それほど長い時間がたたないうちに | そう遠くないうちに |
| in the near future | 現在から比較的近い将来に | 近い将来に |
たとえば、友人との会話で「近々また会おう」と伝えるなら、「soon」を使った表現が自然です。
一方、何かが間もなく始まることを伝える場合には「shortly」、少し先の将来について述べる場合には「in the near future」が適することがあります。
日本語の「近々」をそのまま一つの英単語に置き換えない
「近々=soon」と覚えておくと便利ですが、すべての「近々」を「soon」に置き換えればよいわけではありません。
日本語でも、「近々お会いしましょう」「近々発表されます」「近々実現するでしょう」では、想定される時間や場面が異なります。
英語でも同様に、どのくらい先のことなのか、日常会話なのか改まった場面なのかによって、適切な表現が変わります。
まずは「soon」を基本として覚え、場面に応じて「shortly」「before long」「in the near future」などを使い分けるとよいでしょう。
「soon」の意味と使い方
「soon」は、「すぐに」「もうすぐ」「近いうちに」という意味を持つ副詞です。
現在からそれほど遠くない未来に何かが起こることや、何かを行うことを表すため、日本語の「近々」に近い表現として幅広く使われます。
たとえば、次のように使います。
- I’ll call you soon.
近々電話します。 - We’ll meet again soon.
近々また会いましょう。 - The new product will be available soon.
新商品は近々発売されます。
「soon」は日常会話で使いやすい
「soon」は、日常会話で頻繁に使われる自然な表現です。
友人や家族との会話で「近々また会おう」「近いうちに連絡するよ」と伝えたい場合にも使えます。
たとえば、別れ際に次のように言うことができます。
See you soon.
また近いうちに会いましょう。
「See you soon.」は、日本語の「近々お会いしましょう」を一語ずつ直訳した表現ではありませんが、実際の会話では自然な言い方です。
「soon」も具体的な期間が決まっているわけではない
日本語の「近々」と同様に、「soon」にも「何日以内」という明確な期間が決まっているわけではありません。
数分後を表す場合もあれば、話の内容によっては数日後や、それより先を表すこともあります。
たとえば、
The train will arrive soon.
電車はもうすぐ到着します。
という場合の「soon」は、比較的短い時間を想定しています。
一方、
We hope to visit Japan again soon.
近いうちにまた日本を訪れたいと思っています。
という場合は、必ずしも数分後や数日後を意味するわけではありません。
「soon」が表す時間の長さは、何について話しているのかによって変わると考えるとよいでしょう。

「soon」は「近々」だけでなく、電車の到着など「もうすぐ」という近い未来にも使われます。
期限を伝える場合は「soon」だけにしない
「soon」は便利な表現ですが、具体的な期限を相手に伝える必要がある場面では曖昧になることがあります。
たとえば、ビジネスで「I’ll send you the document soon.」と伝えても、それが今日中なのか数日後なのかは明確ではありません。
期限が決まっている場合には、「by Friday(金曜日までに)」「within three days(3日以内に)」など、具体的な時期を示す表現を使うとわかりやすくなります。
日本語の「近々」と同じように、「soon」も具体的な日時を限定せず、近い未来を表したいときに使いやすい言葉です。
「shortly」の意味と「soon」との違い
「shortly」も、「近々」「間もなく」を表す英語として使われます。
「shortly」には、「間もなく」「ほどなく」「すぐに」という意味があり、比較的短い時間のうちに何かが起こる場合に適した表現です。
たとえば、次のように使います。
- The meeting will begin shortly.
会議は間もなく始まります。 - We will contact you shortly.
間もなくご連絡いたします。 - The results will be announced shortly.
結果は間もなく発表されます。
「shortly」は「間もなく」に近い
「soon」と「shortly」はどちらも近い未来を表しますが、ニュアンスには違いがあります。
「soon」は「近いうちに」「もうすぐ」と幅広く使えるのに対して、「shortly」は比較的短い時間のうちに何かが起こるというニュアンスを持っています。
| 英語 | 主なニュアンス | 日本語のイメージ |
|---|---|---|
| soon | 現在からそれほど遠くない時期に | 近々・近いうちに・もうすぐ |
| shortly | 比較的短い時間のうちに | 間もなく・ほどなく |
たとえば、「近々また会いましょう」という日常的な会話なら、「soon」が使いやすいでしょう。
See you soon.
また近いうちに会いましょう。
一方、会議の開始が迫っている場合なら、「shortly」が自然です。
The meeting will begin shortly.
会議は間もなく始まります。
「shortly」は案内やビジネスでも使われる
「shortly」は、日常会話だけでなく、ビジネスや案内などでも使われる表現です。
たとえば、問い合わせへの返答として、
We will get back to you shortly.
間もなくご連絡いたします。
のように使うことができます。
また、イベントやサービスなどの開始が近づいている場面でも使えます。
The event will start shortly.
イベントは間もなく始まります。
「soon」と「shortly」は時間だけで機械的に分けない
「shortly」は「soon」より短い時間を表すことが多いものの、「何分以内ならshortly」といった明確な基準があるわけではありません。
実際の使い分けは、時間の長さだけでなく、文章の内容や場面によっても変わります。
そのため、一般的な「近々」「近いうちに」なら「soon」、何かが間もなく起こることを伝えたい場合には「shortly」と考えると使い分けやすいでしょう。
「before long」で「近々」を表す場合
「before long」も、「近々」「そう遠くないうちに」という意味で使える英語表現です。
直訳すると「長くたたないうちに」となり、今からそれほど時間がたたないうちに、何かが起こることを表します。
たとえば、次のように使います。
- He will be back before long.
彼は近々戻ってくるでしょう。 - You’ll hear from her before long.
近いうちに彼女から連絡があるでしょう。 - Things will improve before long.
状況はそう遠くないうちに良くなるでしょう。
「before long」は「そう遠くないうちに」に近い
「before long」は、日本語では「近々」と訳せる場合がありますが、「soon」とまったく同じニュアンスではありません。
「soon」が近い未来を幅広く表せるのに対して、「before long」はそれほど長い時間がたたないうちにという時間の経過を意識した表現です。
| 英語 | 主なニュアンス | 日本語のイメージ |
|---|---|---|
| soon | 現在からそれほど遠くない未来 | 近々・もうすぐ・近いうちに |
| before long | それほど長い時間がたたないうちに | そう遠くないうちに・やがて |
たとえば、「彼は近々戻ってきます」という文なら、どちらも使うことができます。
He’ll be back soon.
彼は近々戻ってきます。
He’ll be back before long.
彼はそう遠くないうちに戻ってきます。
日本語訳は似ていますが、「before long」の方が「それほど長く待たないうちに」という感覚が表れやすくなります。
「before long」は予定より出来事や変化にも使いやすい
「before long」は、具体的な予定を伝えるだけでなく、これから起こる出来事や変化を予想するときにも使えます。
たとえば、次のような表現です。
Before long, the weather will get warmer.
そう遠くないうちに、暖かくなるでしょう。
この場合は「○日に暖かくなる」という具体的な予定ではなく、時間の経過とともに変化が起こることを表しています。
そのため、「近々連絡します」のような自分の予定や意思を伝える場合には「soon」が使いやすく、「そう遠くないうちに~になるだろう」という変化や見通しには「before long」が合う場合があります。
「long before」と間違えないようにする
「before long」とよく似た表現に「long before」がありますが、語順が変わると意味も変わるため注意が必要です。
before longは「そう遠くないうちに」という意味です。
一方、long beforeは「ずっと前に」「~よりずっと前に」という意味で使われます。
「近々」という意味で使いたい場合は、before longと覚えておきましょう。
「in the near future」の意味と使い方
「in the near future」も、「近々」「近い将来に」を表す英語表現です。
「near future」は「近い将来」という意味なので、現在からそれほど遠くない将来に何かが起こる、または行われることを表します。
たとえば、次のように使います。
- We plan to expand our business in the near future.
私たちは近い将来、事業を拡大する予定です。 - The company will introduce a new service in the near future.
その会社は近々、新しいサービスを導入する予定です。 - I hope to visit Japan again in the near future.
近いうちにまた日本を訪れたいと思っています。
「in the near future」は少し先の「近い将来」に使いやすい
「soon」と「in the near future」は、どちらも現在から遠くない未来を表します。
ただし、「soon」が「もうすぐ」「近いうちに」という感覚で幅広く使われるのに対して、「in the near future」は「近い将来に」という意味合いが強い表現です。
| 英語 | 主なニュアンス | 日本語のイメージ |
|---|---|---|
| soon | 現在からそれほど遠くない時期 | 近々・もうすぐ・近いうちに |
| in the near future | 現在から比較的近い将来 | 近い将来に・近々 |
たとえば、友人に「近々また会おう」と言うのであれば、「See you soon.」のように「soon」を使うのが自然です。
一方、会社が今後予定している事業やサービスについて説明する場合には、「in the near future」が使いやすくなります。
計画や見通しを述べる場面でも使える
「in the near future」は、将来の計画や見通しについて述べる場合にも使われます。
たとえば、次のような表現です。
We are planning to open a new office in the near future.
私たちは近い将来、新しいオフィスを開設する予定です。
この場合、「すぐにオフィスを開設する」というより、現在からそれほど遠くない将来の計画について述べています。
そのため、企業の計画や今後の方針など、ある程度の期間を見据えた「近々」を表す場合に適しています。
「near future」には基本的に「in the」を付ける
「近い将来に」と言いたい場合は、基本的に「in the near future」という形で覚えておくとよいでしょう。
「future」は「将来」、「near」は「近い」という意味ですが、日本語の語順につられて「near future」だけを副詞のように使わないよう注意が必要です。
たとえば、「近い将来またお会いしたいです」であれば、次のように表現できます。
I hope to see you again in the near future.
近い将来、またお会いできればと思います。
日常的な「近々」なら「soon」、少し先まで含めた「近い将来」というニュアンスなら「in the near future」と考えると、使い分けやすいでしょう。
「近々」の英語表現を比較|どう使い分ける?
ここまで紹介した「soon」「shortly」「before long」「in the near future」は、いずれも日本語の「近々」に近い意味で使える表現です。
ただし、それぞれが表す時間の近さや、使われやすい場面には違いがあります。
4つの表現をまとめると、次のようになります。
| 英語表現 | 主な意味・ニュアンス | 使いやすい場面 |
|---|---|---|
| soon | 近々・もうすぐ・近いうちに | 日常会話から一般的な文章まで幅広い |
| shortly | 間もなく・ほどなく | 開始・連絡・発表などが迫っている場面 |
| before long | そう遠くないうちに | これから起こる出来事や変化・見通し |
| in the near future | 近い将来に | 将来の計画・方針・見通し |
一般的な「近々」なら「soon」
どの表現を使えばよいか迷った場合、まず覚えておきたいのが「soon」です。
「近々連絡します」「近々また会いましょう」など、日常的な「近々」で幅広く使えます。
I’ll contact you soon.
近々ご連絡します。
See you soon.
また近いうちに会いましょう。
特に日常会話では、「近々」を自然に表しやすい基本表現と考えてよいでしょう。
「間もなく」という近さなら「shortly」
何かが始まる、発表される、連絡が来るなど、比較的近い時点で起こることを表す場合には「shortly」が適しています。
The meeting will begin shortly.
会議は間もなく始まります。
日本語でも「近々始まります」より「間もなく始まります」の方が自然な場面では、「shortly」が合いやすいと考えるとわかりやすいでしょう。
「そう遠くないうちに」なら「before long」
「before long」は、長い時間がたたないうちに何かが起こることを表します。
Things will change before long.
そう遠くないうちに状況は変わるでしょう。
具体的な予定を知らせるというより、これから起こる出来事や変化を表す場合にも使いやすい表現です。
「近い将来」という意味なら「in the near future」
今すぐではないものの、それほど遠くない将来について述べる場合には「in the near future」が適しています。
We plan to launch a new service in the near future.
私たちは近い将来、新しいサービスを開始する予定です。
企業の計画や今後の方針など、ある程度先まで見据えた話にも使いやすい表現です。

「in the near future」は、今すぐではないものの、それほど遠くない「近い将来」を表すときに使えます。
「近々」を英語にするときは場面から選ぶ
日本語では同じ「近々」で表せても、英語では場面によって自然な表現が変わります。
「近々また会おう」なら「soon」、「間もなく会議が始まる」なら「shortly」、「そう遠くないうちに状況が変わる」なら「before long」、「近い将来に事業を拡大する」なら「in the near future」が適しています。
日本語の「近々」をそのまま英単語に置き換えるのではなく、どの程度先のことなのか、何について話しているのかを考えて選ぶことがポイントです。
「近々お会いしましょう」は英語でどう言う?
「近々お会いしましょう」を英語で表す場合、日常会話では「See you soon.」が自然です。
日本語をそのまま直訳するのではなく、誰に対して、どのような場面で伝えるのかによって表現を選びます。
友人との別れ際なら「See you soon.」、もう少し丁寧に「近いうちにまたお会いできれば」と伝えるなら、「I hope to see you again soon.」などが使えます。
友人や親しい人には「See you soon.」
友人や知人との会話で「近々また会おう」「また近いうちにね」と伝えるなら、「See you soon.」が使いやすい表現です。
See you soon.
また近いうちに会いましょう。
「See you.」だけでも「またね」という意味になりますが、「soon」を加えることで「近いうちに」というニュアンスが加わります。
また、「近々また会えるといいね」という気持ちを表すなら、次のように言うこともできます。
I hope to see you again soon.
近いうちにまたお会いできればと思います。

友人との別れ際の「また近いうちにね」なら、「See you soon.」が自然な表現です。
「近々お会いできるのを楽しみにしています」の英語
「近々お会いできるのを楽しみにしています」と伝えたい場合には、「look forward to」を使った表現もできます。
I look forward to seeing you soon.
近々お会いできるのを楽しみにしています。
「look forward to」の後には、動詞の原形ではなく「seeing」のように動名詞を続けます。
メールなどで、これから相手に会う予定を楽しみにしていることを伝える場合にも使える表現です。
「近々お伺いします」は「See you soon.」とは限らない
日本語では「近々お会いします」「近々お伺いします」のように、さまざまな場面で「近々」を使います。
しかし、これらをすべて「See you soon.」で表せるわけではありません。
たとえば、「近々そちらへ伺う予定です」なら、次のような表現ができます。
I’m planning to visit you soon.
近々そちらへ伺う予定です。
この場合は「会う」ことよりも「訪問する」という意味が中心になるため、「visit」を使う方が内容を伝えやすくなります。
具体的に会う予定があるなら日時を伝える
「See you soon.」の「soon」には、日本語の「近々」と同じように、具体的な日時までは含まれていません。
そのため、すでに会う日が決まっている場合には、「soon」を使わず具体的な日時を伝える方が自然なこともあります。
See you next Monday.
では、来週の月曜日にお会いしましょう。
「近々お会いしましょう」を英語にするときは、単に「近々=soon」と置き換えるのではなく、相手との関係や、実際に会う予定が決まっているかどうかに合わせて表現を選ぶことが大切です。
「近々」を使った英語例文10選
ここでは、「近々」を表す英語表現を使った例文を10例紹介します。
日本語では同じ「近々」と訳せる場合でも、場面によって「soon」「shortly」「before long」「in the near future」などを使い分けます。
「soon」を使った例文
① I’ll call you soon.
近々電話します。
「近いうちに電話する」という日常的な場面では、「soon」が自然です。
② We hope to see you again soon.
近々またお会いできればと思います。
再会を希望するときにも「soon」を使うことができます。
③ I’ll send you the details soon.
近々詳細をお送りします。
具体的な日時を決めず、「近いうちに送る」と伝える表現です。
「shortly」を使った例文
④ The meeting will begin shortly.
会議は間もなく始まります。
開始時刻が迫っている場面では、「shortly」が適しています。
⑤ We will contact you shortly.
間もなくご連絡いたします。
問い合わせへの返答など、比較的短い時間のうちに連絡することを伝える場合に使えます。
「before long」を使った例文
⑥ He will be back before long.
彼はそう遠くないうちに戻ってくるでしょう。
「長い時間がたたないうちに戻ってくる」というニュアンスです。
⑦ Things will get better before long.
状況はそう遠くないうちに良くなるでしょう。
今後起こる変化や見通しについて述べる場合にも「before long」を使えます。
「in the near future」を使った例文
⑧ We plan to launch a new service in the near future.
私たちは近い将来、新しいサービスを開始する予定です。
企業の計画など、ある程度先を見据えた「近々」に適した表現です。
⑨ I hope to visit Japan again in the near future.
近い将来、また日本を訪れたいと思っています。
すぐではないものの、それほど遠くない将来を表しています。
⑩ The company plans to expand overseas in the near future.
その会社は近い将来、海外へ事業を拡大する予定です。
将来の計画や方針について述べる場合にも「in the near future」が使えます。
例文から「近々」の英語を選ぶポイント
日常的な「近々」「近いうちに」であれば、まず「soon」を考えるとよいでしょう。
「間もなく」のように時間が迫っている場合は「shortly」、「そう遠くないうちに」という変化や見通しには「before long」が使えます。
そして、「近い将来」という少し長い時間の幅を持たせたい場合には「in the near future」が適しています。
日本語の「近々」という言葉だけを見るのではなく、その文でどの程度先の未来を表しているのかを考えることが、自然な英語表現を選ぶポイントです。
「近々」を英語で表すときの注意点
「近々」を英語にするときは、日本語の「近々」に対応する英単語を一つだけ覚えるのではなく、場面や時間の近さに合わせて表現を選ぶことが大切です。
特に「soon」は幅広く使える便利な表現ですが、すべての「近々」を「soon」に置き換えられるわけではありません。
「近々=soon」と決めつけない
「soon」は「近々」を表す基本的な英語ですが、文脈によっては「shortly」「before long」「in the near future」の方が自然です。
たとえば、「会議は近々始まります」というより、日本語でも「会議は間もなく始まります」と表現する場面なら、「shortly」が適しています。
The meeting will begin shortly.
会議は間もなく始まります。
一方、「近い将来、新しい事業を始める予定です」という場合には、「in the near future」が使いやすくなります。
We plan to start a new business in the near future.
私たちは近い将来、新しい事業を始める予定です。
日本語の「近々」だけを見るのではなく、文章全体の意味から英語表現を選びましょう。
「soon」にも具体的な期間は決まっていない
「soon」は近い未来を表しますが、「何時間以内」「何日以内」といった具体的な期間が決められている言葉ではありません。
何を話題にしているかによって、想定される時間の長さは変わります。
たとえば、「The train will arrive soon.」なら数分程度を想定することがありますが、「I hope to visit Japan again soon.」なら数週間後や数か月後を指すこともあります。
この点は、日本語の「近々」が具体的な日時を示さないこととよく似ています。
期限が重要なビジネスでは具体的な日時を伝える
ビジネスでは、「soon」を使うことで期限が曖昧になってしまう場合があります。
たとえば、次の表現です。
I’ll send you the document soon.
近々資料をお送りします。
この文だけでは、資料をいつ送るのかは明確ではありません。
期限を明確にする必要がある場合は、具体的な曜日や日付、期間を示した方が相手に正確に伝わります。
I’ll send you the document by Friday.
金曜日までに資料をお送りします。
I’ll send you the document within three days.
3日以内に資料をお送りします。
日本語でも「近々送ります」より「金曜日までに送ります」の方が明確なのと同じです。
日本語の「近々」を直訳しすぎない
日本語と英語では、自然な言い回しが異なることがあります。
たとえば、「近々また会いましょう」は「近々」に当たる単語を探して文章を組み立てるより、「See you soon.」と表現する方が自然です。
また、すでに会う日時が決まっているのであれば、「See you next Friday.」のように具体的な予定を伝えることもできます。
「近々」を英語で表すときは、日本語を一語ずつ置き換えるのではなく、その場面で英語ならどのように伝えるのが自然かを考えることがポイントです。
日本語でも「近々」は、場面によって「近いうちに」「近日中に」「間もなく」などに言い換えられます。日本語での使い分けについては、「近々」の言い換え・類語は?ビジネスで使える表現も解説で詳しく解説しています。
まとめ|「近々」の英語は場面に合わせて使い分けよう
「近々」を英語で表す場合、最も基本的で使いやすい表現は「soon」です。
ただし、日本語の「近々」がさまざまな場面で使われるのと同じように、英語でも時間の近さや状況によって適した表現が変わります。
この記事で紹介した主な英語表現をまとめると、次のようになります。
| 英語表現 | 主な意味・ニュアンス | 使い分けの目安 |
|---|---|---|
| soon | 近々・もうすぐ・近いうちに | 日常会話など幅広い場面 |
| shortly | 間もなく・ほどなく | 開始・連絡・発表などが迫っている場面 |
| before long | そう遠くないうちに | これから起こる出来事や変化 |
| in the near future | 近い将来に | 将来の計画や方針・見通し |
一般的な「近々」で迷った場合は、まず「soon」を基本として考えるとわかりやすいでしょう。
「近々また会いましょう」であれば「See you soon.」、「会議は間もなく始まります」であれば「The meeting will begin shortly.」のように、場面によって自然な表現を選びます。
また、「soon」や「shortly」には具体的な期限が含まれているわけではありません。
ビジネスなどで期限を明確にする必要がある場合には、「by Friday(金曜日までに)」や「within three days(3日以内に)」など、具体的な時期を示すことも大切です。
「近々=soon」と一つの表現だけで覚えるのではなく、「間もなく」「そう遠くないうちに」「近い将来に」という日本語のニュアンスまで考えて使い分けると、より自然な英語になります。
・・・・・・・・・
関連記事
・・・・・・・・・・・




















