「朝飯前」は英語で何という?意味別の表現と例文10選

ロンドンのベーカリーで開店準備を手際よく進める店主

「朝飯前」は英語で何というのでしょうか。

日本語の「朝飯前」は「簡単にできること」「自分にとってはたやすいこと」を表すため、英語でも
「場面やニュアンス」
によって表現が変わります。

代表的なのは「a piece of cake」で、「とても簡単なこと」という意味です。
ほかにも「easy」「no problem」「a breeze」などがあり、日常会話なのか、仕事の場面なのかによって使い分ける必要があります。

この記事では、「朝飯前」を表す英語表現の意味と違い、使い方を例文とともにわかりやすく解説します。

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「朝飯前」は英語で何という?

「朝飯前」を英語で表す代表的な表現は、「a piece of cake」です。

「とても簡単なこと」「楽にできること」という意味があり、日本語の「朝飯前」とよく似たニュアンスで使えます。

ただし、「朝飯前」に当たる英語は一つだけではありません。

単に「簡単」と伝えるなら「easy」、楽々できることなら「a breeze」、問題なくできることなら「no problem」など、場面によって使い分けられます。

英語表現意味・ニュアンス日本語にすると
a piece of cakeとても簡単なこと朝飯前・楽勝
easy難しくない・簡単簡単・たやすい
a breeze楽にできること楽々・朝飯前
no problem問題なくできる問題ない・任せて
child’s play非常に簡単なこと朝飯前・児戯に等しい
easy as pieとても簡単楽勝・とても簡単

日本語の「朝飯前」の意味や使い方、どのような場面で使う言葉なのかについては、「朝飯前」とは?意味・使い方・対義語を例文付きでわかりやすく解説で詳しく解説しています。

最も代表的なのは「a piece of cake」

日本語の「朝飯前」に近い英語表現として、まず覚えておきたいのが「a piece of cake」です。

たとえば、

That test was a piece of cake.
「そのテストは朝飯前だった。」

と表現できます。

「a piece of cake」を直訳すると「一切れのケーキ」ですが、会話では「とても簡単なこと」という意味の慣用表現として使われます。

日本語の「朝飯前」と同じように、食べ物に関する言葉が「簡単なこと」を表す表現になっているのが面白いところです。

ただし、「a piece of cake」は比較的くだけた表現なので、日常会話などで使うのに向いています。

単純に「簡単」と言うなら「easy」

「朝飯前」の慣用的なニュアンスまで再現する必要がなければ、「easy」を使うのが最もわかりやすいでしょう。

たとえば、

This job is easy for me.
「この仕事は私には簡単です。」

という表現です。

日本語なら「この仕事は私には朝飯前だ」と訳せる場面もあります。

「a piece of cake」と比べると、「easy」は物事が難しくないことを直接表す基本的な言葉です。

会話だけでなく幅広い場面で使えます。

楽々できるなら「a breeze」

「a breeze」も、「朝飯前」に近い意味で使える英語表現です。

「breeze」は本来「そよ風」を意味しますが、「楽にできること」「とても簡単なこと」という意味でも使われます。

たとえば、

The exam was a breeze.
「その試験は楽勝だった。」

と表現できます。

「難しいと思っていたが、実際には楽にできた」という場面などにも使いやすい表現です。

「問題なくできる」なら「no problem」

誰かから仕事や頼み事をされたときの「朝飯前ですよ」「任せてください」というニュアンスなら、「no problem」が自然な場合があります。

たとえば、

Can you finish this by tomorrow?
「これを明日までに終わらせられますか?」

No problem.
「問題ありません。」

という会話です。

この場合、「朝飯前」を直訳するのではなく、「問題なくできます」という意図を英語に置き換えているのがポイントです。

「朝飯前」は文脈によって英語を使い分ける

日本語の「朝飯前」は、「簡単」「余裕でできる」「問題なくできる」など、場面によって少しずつニュアンスが変わります。

そのため、

「とても簡単」なら「a piece of cake」

「単純に簡単」なら「easy」

「楽々できる」なら「a breeze」

「問題なくできる」なら「no problem」

というように使い分けると自然です。

日本語の単語をそのまま英語一語に置き換えるのではなく、「朝飯前」がその文章で何を意味しているのかを考えて英語を選ぶことが大切です。

次の章では、「朝飯前」に特に近い「a piece of cake」の意味と使い方を詳しく見ていきます。

「朝飯前」は英語で「a piece of cake」

「朝飯前」に最も近い英語表現の一つが、「a piece of cake」です。

直訳すると「一切れのケーキ」ですが、日常会話では「とても簡単なこと」「楽にできること」という意味で使われます。

日本語の「朝飯前」も、実際の朝食について話しているわけではなく、「簡単にできる」という意味で使われます。

そのため、「朝飯前だ」「楽勝だ」というニュアンスを英語で伝えたい場合に、「a piece of cake」がよく合います。

「a piece of cake」の意味

「a piece of cake」は、「とても簡単なこと」「容易にできること」を意味する英語の慣用表現です。

たとえば、

The test was a piece of cake.
「そのテストは朝飯前だった。」

と使います。

また、

Fixing this is a piece of cake for me.
「これを直すくらい、私には朝飯前です。」

のように、「for me」を付ければ「私にとっては簡単」という意味を明確にできます。

日本語の「朝飯前」と同じように、話し手にとって難しくないことや、余裕を持ってできることを表すのに適しています。

なぜ「a piece of cake」で「簡単」という意味になる?

「a piece of cake」は、20世紀前半のアメリカ英語で「容易なこと」という意味で使われるようになった表現です。

なぜ「一切れのケーキ」が「簡単なこと」を意味するようになったのかについては、ケーキが楽しさや容易さを連想させることと結び付けて説明されることがありますが、その由来を単純に一つに決めることはできません。

英語では、「a piece of cake=とても簡単なこと」を表す慣用表現として覚えておくとよいでしょう。

日本語では「朝飯前」、英語では「a piece of cake」と、どちらも食べ物に関係する言葉が「簡単なこと」を表している点は興味深いところです。

「a piece of cake」の基本的な使い方

「a piece of cake」は、次のように「be動詞+a piece of cake」の形でよく使われます。

The job was a piece of cake.
「その仕事は朝飯前だった。」

This puzzle is a piece of cake.
「このパズルは簡単だ。」

For her, cooking this dish is a piece of cake.
「彼女にとって、この料理を作るのは朝飯前だ。」

過去のことなら「was」、現在のことなら「is」のように、文の時制に合わせて使います。

また、「for+人」を加えることで、「誰にとって朝飯前なのか」を表すこともできます。

会話では「It was a piece of cake.」もよく使える

誰かから「難しかった?」と聞かれたときには、

It was a piece of cake.
「朝飯前だったよ。」

と答えることができます。

たとえば、

How was the test?
「テストはどうだった?」

It was a piece of cake.
「朝飯前だったよ。」

という会話です。

「It was easy.」でも意味は伝わりますが、「a piece of cake」を使うと、「すごく簡単だった」「楽勝だった」というくだけたニュアンスを出せます。

「a piece of cake」はくだけた表現

「a piece of cake」は便利な表現ですが、比較的カジュアルなイディオムです。

友人や家族、親しい同僚との会話では自然に使えますが、改まったビジネスの場では注意が必要です。

たとえば、取引先から難しい仕事を依頼されたときに、

It’s a piece of cake.

と言うと、「そんな仕事は簡単です」と相手の依頼を軽く扱っているように聞こえる場合があります。

このような場面では、

We can handle it.
「対応できます。」

That shouldn’t be a problem.
「問題なく対応できると思います。」

などのほうが自然です。

日本語の「朝飯前」と同じように、英語でも「簡単だ」と言う相手や場面への配慮が必要です。

「a piece of cake」は「朝飯前」に非常に近い表現ですが、すべての場面で使えるわけではありません。

次の章では、「a breeze」「no problem」「child’s play」など、「朝飯前」を表すほかの英語表現との違いを見ていきます。

ニューヨークの公園で余裕を持ってチェスをする経験豊富な男性

「a piece of cake」は、経験があって簡単にできることを「朝飯前」と表現したい場合にも使えます。

「朝飯前」を表す英語表現の違いと使い分け

「朝飯前」は英語で「a piece of cake」と表現できますが、ほかにも似た意味を持つ言い方があります。

代表的なのは、「a breeze」「no problem」「child’s play」「easy as pie」などです。

いずれも「簡単」「難しくない」という意味に関係しますが、「楽々できた」「問題なくできる」「非常に簡単だ」など、強調するポイントが異なります。

英語表現主な意味ニュアンス
a piece of cakeとても簡単朝飯前・楽勝
a breeze楽にできる楽々・難なく
no problem問題ない大丈夫・対応できる
child’s play非常に簡単子どもでもできるほど簡単
easy as pieとても簡単楽勝・とてもたやすい

a breeze|楽々できる

「a breeze」は、本来「そよ風」を意味する言葉ですが、口語では「とても簡単なこと」「楽にできること」という意味でも使われます。

たとえば、

The interview was a breeze.
「その面接は楽勝だった。」

と表現できます。

また、

Setting up the device was a breeze.
「その機器の設定は朝飯前だった。」

のようにも使えます。

「a piece of cake」と意味は近いですが、「苦労せずスムーズにできた」という感覚を出したい場合に使いやすい表現です。

no problem|問題なくできる

「no problem」は、「問題ない」「大丈夫」という意味で広く使われる表現です。

「朝飯前」をそのまま表すイディオムではありませんが、頼み事に対して「簡単にできます」「任せてください」という意味を伝えたい場合に自然です。

たとえば、

Can you finish this today?
「これを今日中に終わらせられますか?」

No problem.
「問題ありません。」

という使い方です。

日本語なら状況によって「朝飯前ですよ」と答えられる場面ですが、英語では「できるかどうか」に対して「問題ない」と答えることで、自然な表現になります。

child’s play|非常に簡単なこと

「child’s play」は、「非常に簡単なこと」「たやすいこと」を意味します。

直訳すると「子どもの遊び」です。

たとえば、

For an experienced mechanic, this repair is child’s play.
「経験豊富な整備士にとって、この修理は朝飯前だ。」

と表現できます。

「a piece of cake」と同じように「非常に簡単」という意味を持ちますが、「大したことではない」という強いニュアンスを含む場合があります。

そのため、相手が苦労した仕事について使うと、「そんなものは大したことではない」と軽視しているように聞こえる可能性があります。

easy as pie|とても簡単

「easy as pie」は、「とても簡単」「楽勝」という意味のくだけた英語表現です。

たとえば、

Using this tool is easy as pie.
「この道具を使うのは朝飯前だ。」

と表現できます。

「a piece of cake」と同じように、食べ物に関係する表現でありながら、「簡単」という意味で使われます。

ただし、カジュアルでやや遊び心のある表現なので、改まった文章より日常会話に向いています。

オーストラリアの海岸で波を楽々乗りこなすサーファー

「a breeze」は、「楽々できる」「難なくできる」という意味で「朝飯前」に近い表現です。

どの英語表現を選べばよい?

「朝飯前」を英語にするときは、日本語の文章で何を伝えたいのかを考えると選びやすくなります。

伝えたい意味使いやすい英語
とても簡単・楽勝a piece of cake
楽々できたa breeze
問題なくできるno problem
非常に簡単child’s play
くだけた感じで「とても簡単」easy as pie

たとえば、「テストなんて朝飯前だった」と言いたいなら「a piece of cake」や「a breeze」が自然です。

一方、「この仕事をお願いできますか?」と頼まれて「朝飯前ですよ」という意味で答えるなら、「No problem.」のほうが自然な場合があります。

「朝飯前」という日本語に一つの英語を当てはめるのではなく、その場面での意味に合わせて英語表現を選ぶことがポイントです。

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「朝飯前」を「easy」で表現する場合

「朝飯前」を英語で表すとき、最も基本的で使いやすい単語が「easy」です。

「easy」は「簡単な」「難しくない」という意味で、日常会話から文章まで幅広く使えます。

ただし、「a piece of cake」のように「楽勝」「朝飯前だ」という強いニュアンスを持つわけではありません。

単純に「簡単だ」と伝えたい場合や、くだけすぎない表現を使いたい場合に適しています。

「It’s easy.」は「簡単です」

最も基本的な使い方は、

It’s easy.
「簡単です。」

です。

たとえば、

Is this exercise difficult?
「この練習は難しいですか?」

No, it’s easy.
「いいえ、簡単です。」

と使えます。

「朝飯前だ」と訳せる場面もありますが、基本的には「難しくない」という事実を直接表す言い方です。

「a piece of cake」と比べると、誇張や比喩のないシンプルな表現です。

「It’s easy for me.」は「私には朝飯前」

「誰にとって簡単なのか」を表したい場合は、「easy for+人」を使えます。

たとえば、

It’s easy for me.
「私には簡単です。」

という表現です。

状況によっては、「私には朝飯前です」と訳すこともできます。

さらに、

This task is easy for him.
「この作業は彼にとって簡単です。」

Cooking this dish is easy for her.
「この料理を作ることは彼女には簡単です。」

のように使えます。

日本語でも「彼にとっては朝飯前だ」と表現することがありますが、英語でも「for+人」によって誰にとって簡単なのかを示せるのがポイントです。

「It’s easy to ~」は「~するのは簡単」

「~するのは簡単だ」と言いたい場合には、「It’s easy to+動詞」を使えます。

たとえば、

It’s easy to use this machine.
「この機械を使うのは簡単です。」

It’s easy to change the settings.
「設定を変更するのは簡単です。」

という形です。

さらに「誰にとって」を加えるなら、

It’s easy for him to solve this problem.
「彼にとって、この問題を解くのは簡単です。」

と表現できます。

日本語なら文脈によって、「彼にとって、この問題を解くくらい朝飯前だ」と訳せる文章です。

「I can do it easily.」は「簡単にできます」

「easy」は形容詞ですが、副詞の「easily」を使う方法もあります。

たとえば、

I can do it easily.
「私はそれを簡単にできます。」

という表現です。

また、

She solved the problem easily.
「彼女はその問題を簡単に解決しました。」

のように使えます。

「It’s easy.」が物事そのものが簡単であることを表すのに対し、「easily」は「簡単に、難なく」という動作の様子を表します。

そのため、日本語の「難なくできる」「苦もなくできる」に近い場合には「easily」が使いやすいでしょう。

「easy」と「a piece of cake」の違い

「easy」と「a piece of cake」はどちらも「簡単」という意味ですが、ニュアンスには違いがあります。

表現意味ニュアンス
easy簡単・難しくない基本的で幅広く使える
a piece of cakeとても簡単朝飯前・楽勝というくだけた表現

たとえば、

The test was easy.
「そのテストは簡単だった。」

に対して、

The test was a piece of cake.
「そのテストは朝飯前だった。」

とすると、後者のほうが「非常に簡単だった」「楽勝だった」という印象が強くなります。

単純に「簡単」と伝えるなら「easy」、「朝飯前だ」「楽勝だ」という余裕まで表したいなら「a piece of cake」と考えると使い分けやすいでしょう。

ただし、相手が苦労していることについて「It’s easy.」と言うと、「そんなの簡単なのに」という印象を与えることがあります。

英語でも日本語と同じように、相手や場面を考えて使うことが大切です。

ビジネスで「朝飯前」を英語で表現するなら?

ビジネスで「朝飯前です」という意味を英語で伝える場合、「a piece of cake」をそのまま使うよりも、相手や状況に応じた表現に言い換えるほうが自然です。

「a piece of cake」は「とても簡単」という意味のカジュアルな表現なので、取引先や顧客から依頼された仕事について使うと、相手の依頼を軽く見ているように聞こえる場合があります。

ビジネスでは、「簡単な仕事です」ではなく「問題なく対応できます」と伝える英語を選ぶのがポイントです。

英語表現日本語の意味主な場面
We can handle it.こちらで対応できます幅広いビジネス場面
That shouldn’t be a problem.問題なく対応できるでしょう依頼への返答
We can take care of it.こちらで対応します顧客・取引先への返答
That should be straightforward.それほど難しくないでしょう作業・手順の説明

We can handle it.|こちらで対応できます

「We can handle it.」は、「こちらで対応できます」「私たちに任せてください」という意味で使える表現です。

たとえば、

Can your team complete this by Friday?
「そちらのチームで金曜日までに完了できますか?」

Yes, we can handle it.
「はい、こちらで対応できます。」

という使い方です。

日本語なら状況によって「それなら朝飯前です」と答えられる場面ですが、英語では仕事の難易度ではなく、自分たちに対応する能力があることを伝えられます。

That shouldn’t be a problem.|それなら問題ないでしょう

「That shouldn’t be a problem.」は、「それは問題にはならないでしょう」「問題なく対応できるでしょう」という意味です。

たとえば、

Would it be possible to change the delivery date?
「納期を変更することは可能でしょうか?」

That shouldn’t be a problem.
「問題なく対応できると思います。」

と使えます。

「No problem.」よりも少し控えめで、断定しすぎずに対応可能であることを伝えられる表現です。

ただし、実際に対応可能か確認が必要な場合には、確認してから返答することが大切です。

We can take care of it.|こちらで対応します

「take care of ~」には、「~を処理する」「~に対応する」という意味があります。

そのため、

We can take care of it.
「こちらで対応します。」

と表現できます。

たとえば、顧客から修正や追加対応を依頼されたときなどに使えます。

「It’s easy.」のように仕事を「簡単」と評価するのではなく、必要な対応を引き受ける意思を伝えられるのが特徴です。

That should be straightforward.|それほど難しくないでしょう

「straightforward」は、「わかりやすい」「複雑ではない」「簡単に進められる」といった意味を持つ言葉です。

たとえば、

The installation should be straightforward.
「設置作業はそれほど難しくないでしょう。」

と表現できます。

「a piece of cake」よりも落ち着いた表現なので、作業や手順について「比較的容易である」と説明したい場合に使えます。

ただし、「straightforward」は「自分には朝飯前」という自信を表すというより、「複雑ではない」という意味に近い表現です。

ビジネスでは「It’s a piece of cake.」を避けたほうがよい場合もある

「It’s a piece of cake.」が文法的に間違っているわけではありません。

親しい同僚との会話で、

Don’t worry. It’s a piece of cake.
「心配しないで。こんなの朝飯前だよ。」

と話すなら自然な場合があります。

一方、顧客や取引先から依頼された仕事に対して、

It’s a piece of cake.

と言うと、「そんな仕事は簡単だ」「大したことではない」という印象を与える可能性があります。

そのため、改まった場面では、

We can handle it.
「対応できます。」

We can take care of it.
「こちらで対応します。」

などのほうが使いやすいでしょう。

日本語の「朝飯前」と同様に、英語でも相手の依頼を「簡単」と評価するより、自分が「対応できる」と表現することが、ビジネスでは自然です。

ヨーロッパのホテルで宿泊客の依頼に落ち着いて対応するスタッフ

ビジネスでは「a piece of cake」より、「We can handle it.」など対応可能であることを伝える表現が適する場合があります。

「朝飯前」を使った英語例文10選

「朝飯前」は、英語では場面によって「a piece of cake」「easy」「a breeze」「no problem」など、さまざまな表現に言い換えられます。

ここでは、それぞれのニュアンスがわかるように、「朝飯前」に相当する英語表現を使った例文を10個紹介します。

例文1|a piece of cake

This math problem is a piece of cake for me.
「この数学の問題は、私には朝飯前です。」

「a piece of cake」は、「とても簡単なこと」を意味する代表的な表現です。

自分の得意分野などについて、「自分なら簡単にできる」というニュアンスを伝えられます。

例文2|a piece of cake

For an experienced chef, making this dish is a piece of cake.
「経験豊富な料理人にとって、この料理を作るのは朝飯前です。」

「for+人」を使うことで、「誰にとって朝飯前なのか」を示した例です。

経験や技術がある人には簡単なことを表す場合に使えます。

例文3|easy

Fixing this bicycle is easy for him.
「この自転車を修理するのは、彼には簡単です。」

「easy」は、「簡単な」「難しくない」という基本的な表現です。

「a piece of cake」ほど「楽勝」という意味を強く出さず、単純に難易度が低いことを伝えたい場合に適しています。

例文4|easily

She completed the task easily.
「彼女はその作業を難なく終えました。」

「easily」は、「簡単に」「容易に」という意味の副詞です。

日本語の「朝飯前」と完全に同じ表現ではありませんが、「難なくこなした」という意味を自然に伝えられます。

例文5|a breeze

The hike was a breeze for him.
「そのハイキングは彼にとって楽勝でした。」

「a breeze」は、「とても簡単なこと」「楽にできること」を意味します。

体力や経験があるため、大変そうなことでも楽々とこなせたという場面にも使えます。

例文6|a breeze

Once I learned the basics, using the camera was a breeze.
「基本を覚えてしまえば、そのカメラを使うのは朝飯前でした。」

最初は難しそうに感じたものの、慣れたあとは簡単だったという例です。

「a breeze」は、作業が思ったよりスムーズだったことを表す場合にも使えます。

例文7|no problem

Can you carry these boxes upstairs?
「この箱を2階まで運んでもらえますか?」

No problem.
「もちろん。問題ないよ。」

頼み事に対する「朝飯前だよ」「任せて」というニュアンスでは、「No problem.」が自然な場合があります。

日本語を直訳するのではなく、会話で伝えたい意図を英語にした例です。

例文8|child’s play

For a professional carpenter, this repair is child’s play.
「プロの大工にとって、この修理は朝飯前です。」

「child’s play」は、「非常に簡単なこと」を意味します。

ただし、「子どもでもできるほど簡単」という強い印象を与える場合があるため、相手が苦労した仕事について使うときには注意が必要です。

例文9|We can handle it.

Don’t worry about the additional work. We can handle it.
「追加の作業については心配ありません。こちらで対応できます。」

ビジネスでは、「It’s a piece of cake.」と仕事を簡単だと評価するよりも、「We can handle it.」と表現するほうが適している場合があります。

「朝飯前です」ではなく「対応できます」という意図を伝える例です。

例文10|straightforward

The installation should be straightforward if you follow these instructions.
「この説明書があれば、設置作業はそれほど難しくないでしょう。」

「straightforward」は、「複雑ではない」「わかりやすく進められる」という意味で使えます。

「a piece of cake」よりも落ち着いた表現なので、仕事の手順や作業について説明する場合にも使いやすいでしょう。

このように、日本語の「朝飯前」は英語で必ず一つの表現に訳す必要はありません。

「とても簡単」なら「a piece of cake」、「楽々」なら「a breeze」、「問題なく対応できる」なら「no problem」や「We can handle it.」など、伝えたい意味に合わせて選ぶと自然な英語になります。

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「朝飯前」を英語にするときの注意点

「朝飯前」を英語にするときは、日本語の言葉をそのまま置き換えるのではなく、文脈から「簡単」「楽勝」「問題なくできる」などの意味を判断することが大切です。

特に注意したいのが、「朝飯前」を「before breakfast」と直訳してしまうことです。

また、「a piece of cake」など意味の近い表現でも、使う相手や場面によってはくだけすぎたり、相手の仕事を軽く見ているように聞こえたりすることがあります。

「朝飯前」を「before breakfast」と直訳しない

「朝飯前」を単語どおり英語にすれば、「before breakfast」は「朝食前」という意味になります。

たとえば、

I went for a walk before breakfast.
「私は朝食前に散歩しました。」

という文章なら、「before breakfast」が適切です。

しかし、

「この仕事なら朝飯前だ。」

の「朝飯前」は、朝食前という時間を表しているわけではありません。

この場合、

This job is a piece of cake for me.
「この仕事は私には朝飯前です。」

などと表現します。

つまり、時間としての「朝飯前」なら「before breakfast」、慣用的な「簡単」という意味なら「a piece of cake」などと使い分けます。

そもそも、なぜ日本語では「朝食前」が「簡単なこと」を意味するようになったのでしょうか。詳しい由来は、「朝飯前」の語源・由来とは?なぜ簡単という意味になったのか解説で紹介しています。

「a piece of cake」はカジュアルな表現

「a piece of cake」は日本語の「朝飯前」によく似た表現ですが、比較的くだけた言い方です。

友人との会話で、

The test was a piece of cake.
「テストは朝飯前だったよ。」

と言うのは自然です。

一方、取引先から依頼された仕事について、

It’s a piece of cake.

と言うと、「そんな仕事は簡単だ」と相手の依頼を軽く扱っているように聞こえる場合があります。

改まった場面では、「We can handle it.」など、対応できることを伝える表現を選ぶとよいでしょう。

「child’s play」は相手の努力を軽く見せることがある

「child’s play」は、「非常に簡単なこと」を意味するため、「朝飯前」に近い表現です。

ただし、「子どもの遊び」という言葉からもわかるように、物事を「大したことではない」と強く評価するニュアンスが出る場合があります。

たとえば、相手が長時間かけて完成させた仕事に対して、

That’s child’s play.

と言えば、相手の努力を軽視しているように受け取られる可能性があります。

意味が近いからといって、すべての場面で「朝飯前」の代わりに使えるわけではありません。

「easy」も相手によっては注意が必要

「easy」は基本的な英単語なので使いやすい表現ですが、相手が苦労していることについて使う場合は注意が必要です。

たとえば、相手が「この作業は難しい」と話しているときに、

It’s easy.
「簡単だよ。」

と答えると、相手には「こんな簡単なこともできないのか」と言われているように感じられることがあります。

その場合は、

I can help you with it.
「お手伝いできますよ。」

など、難易度を評価しない言い方のほうが適していることもあります。

日本語では同じ「朝飯前」でも英語は変わる

「朝飯前」を英語にするときに最も大切なのは、日本語の表面だけを見て訳さないことです。

日本語での意味英語表現の例
朝食を食べる前before breakfast
とても簡単・楽勝a piece of cake
単純に簡単easy
楽々できるa breeze
問題なくできるno problem
仕事として対応できるWe can handle it.

「朝飯前」という日本語が同じでも、実際に伝えたい内容によって適切な英語は異なります。

「朝飯前」という言葉そのものを訳すのではなく、その場面で何を伝えたいのかを英語にすると考えると、自然な表現を選びやすくなります。

「朝飯前」の英語表現まとめ

「朝飯前」を英語で表す代表的な表現は、「a piece of cake」です。

「とても簡単なこと」「楽勝」という意味があり、日本語の「朝飯前」と近いニュアンスで使えます。

ただし、「朝飯前」に当たる英語は一つだけではありません。

単純に「簡単」と伝えるなら「easy」、楽々できることなら「a breeze」、頼み事に対して「問題ない」と答えるなら「no problem」など、場面によって使い分けることが大切です。

また、ビジネスでは「It’s a piece of cake.」と仕事を簡単だと評価するよりも、「We can handle it.」など、「問題なく対応できる」と伝える表現のほうが適している場合があります。

なお、「before breakfast」は文字どおり「朝食前」という意味です。

「朝食前に散歩した」のように時間を表す場合には使えますが、「この仕事は朝飯前だ」という慣用的な意味では使いません。

伝えたい意味英語表現
朝飯前・とても簡単a piece of cake
簡単・難しくないeasy
楽々できるa breeze
問題なくできるno problem
非常に簡単child’s play
ビジネスで「対応できる」We can handle it.
文字どおりの「朝食前」before breakfast

「朝飯前」という日本語をそのまま英語に置き換えるのではなく、その場面で「簡単」「楽勝」「問題なくできる」のどれを伝えたいのかを考えると、自然な英語表現を選べます。

※記事内の人物画像はAIで生成したイメージです。実在の人物とは関係ありません。

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