耳を傾けるの意味と使い方を短文の例文で!類語や反対語と英語表現!

松島瑞巌寺の12月の参道の風景
耳を傾けるとは?
意味は、熱心に注意してじっと聞く。傾聴するなどの意。

  • ・使い方を例文と会話例作成。
    ・類語や言い換えと反対語。
    ・傾聴との違いを解説。
    ・英語表現で意味を深く理解。
https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png

耳を傾けて聞き耳を立てるのは大事なこと?

スポンサーリンク

 

耳を傾けるとは?意味と傾聴と耳を澄ますとの違い解説!

耳を傾けるのイメージ写真

「耳を傾ける」
読み方は「みみをかたむける」で「慣用句」です。

  • ・意味を詳しく解説
    ・耳を傾けると傾聴との違い。
    ・耳を澄ますとの違い。

について解説します・

「耳を傾ける」の意味を詳しく!

意味は以下の解説。

注意して聞く。熱心にじっと聞く。傾聴する。
(日本国語大辞典)

よほどいいお話や、重要な要件やありがたいお話など。
一生懸命に、注意して一言も漏らさぬように、聞こうとすることを意味します。

自分のためになる、参考になるお話ですね。
特に、できる人の話には「耳を傾ける」ことをお忘れなく。

似た言葉で「傾聴」というのもありますが、こちらは少し、意味が違うかと。

耳を傾けると傾聴の意味の違いは?

「耳を傾ける」

は、上のような意味ですが、傾聴とは以下のような意味の側面も持っています。

相手のいうことを否定せず、耳も心も傾けて、相手の話を「聴く」会話の技術を指します。意識すべきなのは、相手に共感し、信頼していると示すこと。
(人事労務用語辞典)

ちょっと驚きなのですが、通常の辞書は「耳を傾ける」と、同じような意味で解説なのですが、やはりコミュニケーション用語になるんだな。

相手の対象が、ちょっと違うかと。

耳を傾ける尊敬する人、上司、講師、目上の人、自分よりできる奴、聴いたことのない音や鳴き声・などなど
傾聴同僚、同じ目線の方、プロジェクト含むコミュニティー内、日常の接する方
耳を澄ますいろんな音が対象!

こんな区分けを、私はイメージします。

「傾聴」
とは

  • ➀:人間関係維持
    ➁:適切な人間関係を維持するために、人の話をよく聞くこと。
    ➂:自分の意見を押し付けるのではな
    ➃:相手の意見もよく聞いて
    ➄:信頼関係を高めて、物事を進める技術。

こんなことかと。
聞き上手になりなさい・・と。

「耳を傾ける」と「耳を澄ます」との違いは?

「耳を澄ます」
読み方は「みみをすます」です。
意味は以下の解説。

聞こうとして注意を集中する。耳をそばだてる。
(デジタル大辞泉)

音が小さくて聞き取りにくいなどの場面で

「物音など立てずに、聞き取ろうと集中すること」

対象は
①:人のお話
②:川の音などいろんな音
③:鳥のさえずりなど
などなど・・人の話以外も対象で

「音を聞き取ろうとする」

そんな姿勢のことを言います。
下の表にそれぞれの違いをまとめてみました。

耳を傾ける注意して一言も漏らさぬように聞くこと。
傾聴人の話はよく聞くこと
耳を澄ます「音を聞き取ろうとする」姿勢

同じような意味にも思うのですが、なかなかどうして結構違います。

スポンサーリンク

耳を傾けるの語源と由来のお話!

耳を傾けるのイメージ写真

「耳を傾ける」
の語源について、特別な由来はありません。

  • 1:注意して聞く
    2:熱心に聞く

いずれも、関心や向上心なくしては、そうはならないかと。
日常のコミュニケーションの中で、「耳を傾ける」ことも大事ですが、それ以上に大事なのは

  • 1:講師の話
    2:人生のメンター
    3:講話

などなどの、非日常の方の話。
これは、人生の参考になるので、上の1と2に、相当します。

この場合は、通常の「聴く」ではなく、一歩踏み込んだ同じ聴くでも

  • 1:話に身を乗り出すほど関心がある
    2:関心や参考になり、自分も応用できるかも
    3:これで一攫千金(の類)

などは、一言も聞き漏らすまいと、耳をそばだてるほど。
聞き取りにくいと、耳を話し手の方に向けたり、手を耳にあてたりするかも。
この所作を「耳を傾ける」と表現します。

スポンサーリンク

耳を傾けるを使う場面を考えてみた!

「耳を傾ける」
のは、大事なお話の時。
「相手の話や意見に注意深く聞き入る、または理解しようとするとき」
こんな場面で使います。

場面➀お金を払っての講習会
場面➁副業の説明会
場面➂社長の来季の方針
場面➃人生の成功者の講話
場面➄社内でのできる奴(かなわない奴)の出来る話

などなど・・その人にとっての、耳を傾ける類の話は、いくらでも。
ある意味、人の数ほどあるんだと思います。

スポンサーリンク

耳を傾けるの使い方を短文の例文の作成で!

耳を傾けるのイメージ写真

以下のように、短文での例文を、作成してみました。

例文➀おふくろさんの人生経験は、とても参考になるので、いつも「耳を傾けて」聞いている。
例文➁できる奴の話は、いつ聞いても感心する。「耳を傾けて」一言も漏らさぬように、いつも熱心に聞く。
例文➂顧客の意見に耳を傾け、サービス改善を図った。
例文➃企画会議でみんなの意見に耳を傾けることが重要だ。
例文➄子供の話に耳を傾ける時間を大切にしている。
例文⑥山で鳥のさえずりに耳を傾け、心が癒された。

などなど。
耳を傾ける方の、相手というのはやはり、自分よりも高い位置にいる方や経験豊富な方、または大事な人の意見など。
その方にとっての重要な方のお話やコミュニケーションかと。
使い方を、自分の経験から、例文にしてみました。

耳を傾けるの会話例!

以下の会話で。

https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png

最近、仕事のストレスで悩んでるんだ。

https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png

大変そうだね。何が原因なの?

https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png

上司とのコミュニケーションが上手くいかなくて。

https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png

それは辛いね。でも、君の話にはいつでも耳を傾けるよ。

https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png

ありがとう。そう言ってもらえるだけで楽になるよ。

こんな悩み話もありそうですね。
私はどちらかというと、相談相手は全くいないも同然でした。
つらかった!

「耳を傾ける」の正確な使い方!注意するべき5つのポイント

「耳を傾ける」
を使う場合は以下の点について注意しましょう。

  • ①:相手の話を実際に理解し、ただ聞くだけでなく受け入れる態度が大切。
    ②:言葉だけでなく、実際の行動でも相手の話を尊重することが重要。
    ③:軽い話題や冗談の際に使うと、場の空気を重くしてしまう可能性がある。
    ④:相手の話が終わっていないのに途中で「耳を傾ける」と言うのは不適切。
    ⑤:適切なタイミングと場面での使用が大切。すべての状況で使えるわけではない。

適切なタイミングと場面・・
これとても大事です。
場違いなことがないように注意しましょう。

自信がない場合はこの言葉の使用はきらめて、心の中で復唱することも大事かと。

スポンサーリンク

耳を傾けるの類義語(類語)と言い換えは「傾聴」!

耳を傾けるの類義語(類語)は以下。

類語➀傾聴
類語➁耳を貸す
類語➂耳を澄ます
類語➃耳に入れる
類語➄小耳にはさむ
言い替え「傾聴」

1:傾聴
2:耳を貸す
3:耳を澄ます
4:耳に入れる
5:小耳にはさむ

などなど。
言い換えとして、適当だな~~と思うのは
「傾聴」
を上げておきます
全く同じ意味ではないと思うのですが、代わりに使っても差し支えない言葉。
多くの場面で、置き換えとして機能すると思います。

スポンサーリンク

耳を傾けるの反対語(対義語)は「聴く耳持たず」!

耳を傾けるのイメージ写真

耳を傾けるの反対語(対義語)を考えてみました。
耳を傾けて、聴くのですから、反対なら聞かないんだな。
会社の講習会でも、同僚の話でも、できる奴の話も、まるで

「聴く耳持たず」

を挙げておきます。
反対語なら、私はこれが適当だと思います。

・・・・・・・・
関連記事



・・・・・・・・・・・・

耳を傾けるを英語で表現!

「耳を傾ける」
の英語表現です。

  • 1:prick up ears:注意深く聞く
    2:lend an ear:耳を傾ける
    3:listen intently:熱心に聞く

例文は以下です。

I pricked up your my ears when he started talking about the salary rise.
(私は、彼が昇給について話し出したとき、聞き耳を立てた。)

(DMM英語)

なるほど~~です。
これはちょっと面白い表現に感じました。

「耳を傾ける」関連の熟語・慣用句とその意味を解説

「耳を傾ける」
関連の言葉:語句:熟語など以下に紹介します。

①:耳を澄ます
意味: 注意深く聞くこと。

②:耳にたこができる
意味: 何度も同じことを聞かされて、うんざりすること。

③:耳が痛い
意味: 聞きたくない事実や非難を聞かされること。

④:耳から入って、口から出る
意味: 聞いたことをすぐに忘れること。

⑤:耳の痛い話
意味: 聞きたくない、または批判や非難を含む話。

耳関連の言葉は意外と多いんですね~~
会話というのは
⑥:「話す」
⑦:「聞く」:順序逆も
ことから始まりますから。

でも面白い言葉もあります。
「耳にタコ」や「耳が痛い」はとても日常的で面白い言葉です。

・・・・・・・・
関連記事



・・・・・・・・・・・・

耳を傾けるとは言うが!上司や役所のお話!

「耳を傾ける」
とはよく言います。
例えば

  • ①:政治家の先生
    ②:お役所の説明会
    ③:上司が部下に対して
    ④:社長が写真に対して

こういうことも

「少数意見にも耳を傾け、今後の政策の判断材料に・・・」

これもよく聞くな~~と。
「人の言うことには耳を傾ける聞き上手!」
こういうスローガンの方もいます。
言葉としては、実に都合がいい言葉にも感じます。

が・・実際は、上司はな~~~ンにも考えていないし、言葉だけ?

そんな方、たくさんいらっしゃるような気もします。
事実、私はそう思いますが、皆さんはいかがですか?

スポンサーリンク

耳を傾けるいい話!感想とまとめ!

「耳を傾ける」の本記事の内容を、以下の表に一覧にまとめてみました。

➀:意味熱心に注意してじっと聞く。傾聴するなどの意。
➁:語源と由来由来は特になし、言葉の意味による。
➂:使う場面大事な話を聞きもらさじとする場面
➃:使い方を例文で人生の成功者の話って、「耳を傾ける」価値ってあるな~~と、いつも思う。
➄:類語傾聴・耳を貸す・耳を澄ます・他
⑥:言い替え傾聴
⑦:反対語聞く耳持たず
⑧:英語表現I pricked up your my ears when he started talking about the salary rise.

「耳を傾ける」と「傾聴」の違いも、私なりに分析してみました。
意味のおさらいです。

注意して聞く。熱心にじっと聞く。傾聴する。
(日本国語大辞典)

人の話はよく聞くものだ‥とは、昔、社会人になりたての頃は、上司によく言われました。
また、成功者を真似ろ!
これもよく言われたもの。
そういった方のお話は、やはり「耳を傾ける」価値は、十分にあると感じます。

「聞く」と「聴く」
は、似て非なる物を擁していると思います。
この辺も考えながら、これからも、「聞く」を考えていきたいと思います。

耳を傾けるのイメージ写真

スポンサーリンク

耳を傾けるいいお話!

「壁に耳あり」

とも言います。
何か、いい話や、聞かれてまずい話は、まずもって喋る最中は、聞かれてることを前提に、話すがよかろうと思います。
本当に聞かれてまずいものは、話すわけがないと思うので。(そうでない方もたまにはいますが)

多分の方は、聞かれてもいい部分を、カットして話すかと。
しかしだ・・
聞いてる方は、話に間違いがないか、聞き耳を立てるわけです。

これはちょっと、お下品なお話の例。

でも・・「耳を傾ける」となると、「聞き耳」とはまた違うかと。
前向きさを感じます。

以前の取引先の部長。

接待したのですが(30年以上前)、その方の言うには、人生の計画は常に
5年後の自分はどうありたいか?」
これを考えていくべきだと。
この方のお話は、まさに「耳を傾け」て聞きました。

今から数か月後や、1年後では短すぎて何もできない。
5年後なら、大きなスパンで、物事を考えることができる。

年の功が出ていて、とても参考になった記憶です。

・・・・・・・・
関連記事



・・・・・・・・・・・・

*ヘッダーの写真は、12月の日本三景松島の瑞巌寺の風景写真です。

関連記事