凡事徹底の意味と使い方と例文!仕事での大切さの例えと英語表現!

凡事徹底とは? 意味は、何でもない当たり前のことを徹底的に行うこと。
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Contents
凡事徹底とは?読み方と意味を詳しく!
「凡事徹底」
読み方は「ぼんじてってい」です。
意味は以下の解説。
なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと、または、当たり前のことを極めて他人の追随を許さないことなどを意味する四字熟語。
(実用日本語表現辞典)
「座右の銘」
にされてる方も多く、人気の言葉です。
- ➀:普通のことをちゃんと行う
➁:しかも徹底的に行い
➂:結果は非凡な大きな成果に
では、それを実践した方の例を。
日々、何でもないことを、普通に繰り返すことが、成功のカギになった例です。
「凡事徹底」を貫いた有名人!松下幸之助王やイチロー選手!
「凡事徹底」
を貫いた有名人と言えば
- ➀:松下幸之助翁
➁:イチロー選手
➂:鍵山秀三郎(イエローハット創業者)
「凡事徹底」
普通のことを、徹底的に行った結果こうなった。
勿論、私から見たら、才能も並外れた身体能力もあったのでしょうが、それを生かすには、やはり
「凡事徹底」
は欠かせなかったのかと思います。
*イチロー選手は「凡事徹底」とは言ってませんが、こう言っています。
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただ一つの道」
まさしく「凡事徹底」を言い換えているかと。
凡事徹底の語源と由来のお話!
「凡事徹底」
は、二つの熟語の組み合わせです。
➀:凡事
意味は以下の解説。
ありきたりなこと。あたりまえのこと。
(デジタル大辞泉)
➁:徹底
意味は以下の解説。
中途半端でなく一貫していること。
すみずみまで行き届くこと。
(デジタル大辞泉)
この二つを組み合わせた四字熟語です。
なぜ、これが重宝されるか?
「実は人間の能力というのは、そんなに変わらない、結局はやるかやらないかで、全く違った人生になる」
が‥簡単なことでも、継続できないから、この
「凡事徹底」
が成立するんだな。
「松下幸之助翁」
が、最初に座右の銘にして、それを参考にして、イエローハットの創業者の
「鍵山秀三郎」氏
が座右の銘に。
語源が、いつの時代からの四字熟語かは不明です。
凡事徹底は実践するのは難しいが成功への王道である!
「凡事徹底」
は当たり前のことを、継続して突き詰めること。
しかし、この誰でもできる、特に難易度が高いわけでもないことが、継続するのは至難の業。
なんで?
人間は元来が怠け者だからです。
最初は、心意気があっても、途中から
「ショートカット」
したり、手を抜くことを考えるんだな。
これは普通のこと。
しかし、成功者の多くはこの
「凡事徹底」
を地味に実践しています。
いわば、これは成功へのと周り道でも何でもなく、これなくして成功はないともいえる
「王道」
と言えます。
「強い意志」
がそこに感じられます。
そこから、強い精神力も養われ、普通のことが、普通のことでなくなるのかな‥そうも思います。
皆さんは如何ですか~~~??
凡事徹底を仕事に応用する!できる奴!
「凡事徹底」
を仕事に生かす方は、もしかしたら「できる奴」かも!
松下幸之助翁は
- ➀:5S
➁:トイレの掃除
➂:人材教育
等々を、徹底的に「凡事徹底」したと。
仕事に、清掃って何が関係がある?
いえいえ、それは気持ちの問題。
奇麗な職場は、やはり心が晴れています。
自然人との触れ合いも、明るいですね。
しかし、何度も言うように継続が大事。
が・・根気良く行っていくと、それが習慣化されて、自然なことに変化していきます。
そこで初めて
「凡事」
の大切さが、理解できてくるんだと思います。
徹底して突き詰めることが大事!
それが仕事に対する応用であると!
凡事徹底の使い方を場面と例文と会話例で!
この章では
- ・凡事徹底を使う場面。
・使い方を短文の例文で。
・凡事徹底を用いた会話例。
を解説します。
凡事徹底を使う場面は?
「凡事徹底」
を使う場面は、基本的なことの継続が難しい場面や、継続の大切さを感じる場面など、多岐にわたるかと。
具体的な場面を、以下の表に提案してみました。
場面➀ | 小さなことを継続するこだわり |
場面➁ | 5Sの徹底 |
場面➂ | スポーツ選手に代表される日常のルーティン。 |
場面➃ | 規則正しい方のこだわり |
場面➄ | 飽きては凡事徹底にならない |
成功者ほど「凡事徹底」にこだわってることがありそうです。
「松下幸之助翁」
の凡事徹底は「5S(整理、整頓、清潔、清掃と躾)と言われています。
「鍵山秀三郎」氏
は本も著しています。
「凡事徹底」の使い方を短文の例文で!
以下の例文で。
例文➀ | 外から帰ったら、まずはうがいと手洗い、「凡事徹底」を心がけたいもの。 |
例文➁ | 事業の基本は、信用が大事。「凡事徹底」して真面目に、正直に信頼を勝ち得ていきたい。 |
例文➂ | 私の「凡事徹底」は、あいさつが基本、そこから信頼関係が生まれる。 |
例文➃ | 一日一記事のブログ更新は、「凡事徹底」の私の基本のルーティンだ。 |
例文➄ | 「凡事徹底」の基本は、継続することが基本、でも何でもないことが難しい。 |
例文⑥ | 無意識に「凡事徹底」できるようになるには、それが快適になるまでが基本だ。 |
「凡事徹底」
を書きながら、私にとっての凡事徹底はなんだべな~~と。
正直考えてしまいました。
例文は、私の経験から書いてみましたが、こういう凡事徹底はいいな~~と。
「凡事徹底」を使った会話例!
以下の会話例で。

挨拶って大事だよね。最近あいさつで気な人多いんだよね~。

んだ‥俺は挨拶が大事だと思うから、凡事徹底できちんとするようにしているんだ。

それは立派。一つくらいは何かにこだわって、徹底していきたいね。

「凡事徹底」できること、簡単なことにこだわってみたいね。
挨拶って大事だと思う。
できない人もいるし、こっちがあいさつしても、返ってこないときもあるんだな~
気にせず、こっちはするけど。
凡事徹底の類義語(類語)と言い換えは「継続は力なり」!
凡事徹底の類義語(類語)は以下。
一所懸命 | 一つのことに集中して全力で取り組むこと(元は武士の領地に由来) |
一意専心 | ひたすら一つの事に心を集中すること。 |
当たり前のことを当たり前にやる | 凡事徹底と同義 |
平凡を非凡に努める | 普通のことに普通の人よりも、はるかに非凡に力を尽くすこと |
継続は力なり | 続けて行えば成果となってあらわれる。 |
言い替え |
言い換えとして、適当だな~~と思うのは
- 「継続は力なり」
です。
意味は以下の解説。
物事を成し遂げるまで諦めずに取り組み続けるということは、それ自体、優れた能力のひとつである。
(実用日本語表現辞典)
他にも、言い回しとしての解説がありますが、いずれ上のような解釈です。
継続することは、とても難しいこと。
快適になるまで継続すればいいかも。
凡事徹底の反対語(対義語)は「大風呂敷を広げる」!
凡事徹底の反対語(対義語)を考えてみました。
これは難しいですね~~
私の意見という事で。
- 凡事(小事)の反対 → 大事
徹底の反対 → 不徹底
これを勘案すると、どう考えても
「大きなことを言いながら、それがまずもってできそうもないこと」
に感じます。
となると・・
- 「大風呂敷を広げる」
でどうかな~~と。
「また大きなこと言って、出来そうもないのに‥」
こんな方居ませんか?
この反対語・・皆さんは如何思います?
あってるかな?
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凡事徹底を英語で表現!
試しに検索で。
凡事徹底:thoroughness
いいのかな?
他の英訳も。
凡事は
➀:common thing
➁:natural thing
徹底は
➂:be thorough
➃:do well(よくする)
例文です。
It’s important to do even small tasks well.
(小さいことでもちゃんとやるのが大切です。)
It’s important to do even common tasks well.
(凡事でもちゃんとやることが大切です)
(DMM英語)
こう言う表現。
なんとなくできそうな表現です。
凡事徹底で築く理想のパートナーシップ:成功する行動と避けたい落とし穴
*「凡事徹底」が異性とのパートナーシップにおける成功と失敗の要因
1. 「凡事徹底」がうまくいく場面
*継続的な気遣い
挨拶や感謝の言葉を欠かさず伝える、相手の体調や気分を気遣うなど、日常的な
「小さな行動」
が信頼を築きます。
例えば、
・「毎朝の挨拶」
・「ありがとう」
の一言は、関係を温かく保つ重要な要素です。
*約束を守る姿勢
小さな約束でもきちんと守ることで、信頼が深まります。
・「今日帰宅する時間を教える」
・「記念日を忘れない」
など、細かな約束を徹底することで、相手に安心感を与えます。
*相手の好みや価値観への配慮
些細なことでも相手の好みを覚えたり、価値観を尊重する姿勢を見せることで、
「自分を大切にしてくれている」
と感じてもらえます。
2. 「凡事徹底」がうまくいかない場面
*過剰なルール化
相手に対して
「これが正しい」
と押し付けたり、自分の価値観を徹底的に守りすぎると、息苦しさを感じさせる可能性があります。
例えば、
・連絡の頻度
・行動パターン
を細かく管理しようとすると、相手が疲れてしまいます。
*自己中心的な徹底
自分の考えに固執しすぎて、相手の意見や希望を無視すると、摩擦が生じます。
たとえば、
「自分のやり方が一番正しい」
と考え、相手に変化を求める行動は関係を悪化させます。
*過度の慎重さ
相手を気遣うあまり、慎重になりすぎて本音を伝えられないと、関係が表面的になり、深まりません。
必要以上に相手の
「機嫌を伺う」
のも逆効果になる場合があります。
3. うまくいく行動の特徴
*日常の小さな行動の積み重ね
例: 「相手の好きな飲み物を覚えておく」
「忙しい時に簡単な励ましの言葉をかける」。
これらの行動は、相手にとって特別感や安心感を生みます。
*相手を尊重する柔軟性
例: 自分の価値観だけでなく、相手の価値観やライフスタイルに配慮する。
意見が異なる場合でも、丁寧に耳を傾ける姿勢が重要です。
*失敗を恐れずに本音を伝える
例: 「今日はこんなことが気になった」と、相手を責めるのではなく自分の気持ちとして伝えることで、関係が深まります。
4. うまくいかない行動の特徴
*過度な完璧主義
全てを徹底しようとするあまり、柔軟性を失い、相手にプレッシャーを与える。
例: 「毎回きちんとデートプランを考えなければならない」と感じ、疲弊する。
*相手に期待しすぎる
相手に「自分と同じレベルの徹底」を求めると、不満が蓄積します。
例: 「私はこれだけ気遣っているのに、あなたは何もしてくれない」と考える。
*些細なミスを批判する
些細な失敗を許せず、相手を責める態度を取ると信頼を損ないます。
例: 「どうして前に言ったことを覚えていないの?」という発言。
*結論
「凡事徹底」
は、異性との関係において信頼と安定を築く強力なツールですが、相手を思いやる柔軟性や過剰に
「徹底しすぎないバランス」
が重要です。
基本的な行動を丁寧に積み重ねるとともに、相手の価値観や気持ちに
「寄り添う姿勢」
が成功の鍵です。
取引先との信頼を築く鍵:仕事で活かす『凡事徹底』のポイントと注意点
*仕事上での「凡事徹底」の有効性と活用法
1. 「凡事徹底」は取引先との関係で有効か?
「凡事徹底」
は、特に取引先との関係において非常に有効です。
基本的な
・礼儀
・ルール
・細かな気配り
を徹底することで信頼を築き、ビジネスを円滑に進めることができます。
取引先は
「基本がしっかりしている相手」
に対して安心感を持つため、日常業務を丁寧に行うことが大きな成果につながります。
2. 有効な場面
*信頼構築
毎回の挨拶やメールの迅速な返信、約束の厳守など、日常の基本的な行動を徹底することで、信頼を得られます。
*コミュニケーションの円滑化
丁寧な言葉遣いや正確な情報提供などを意識することで、取引先とのコミュニケーションがスムーズになります。
*長期的な関係性の構築
小さなことを継続して徹底することで、
「誠実な会社」
として印象付けられ、取引が長期的に安定します。
3. 気を付けるべき点
「凡事徹底」
を取引先との関係に活用する際には、以下の点に注意する必要があります。
*形式だけで終わらせない
挨拶や返信などが形だけで心がこもっていないと、逆に信頼を失います。
誠実さや相手への思いやりを言動に反映させることが大切です。
*押し付けがましさを避ける
自分の
「徹底ぶり」
を強調しすぎると、取引先に
「過剰」
と感じられる場合があります。
適度なバランスを保つことが重要です。
*柔軟性を持つ
徹底しすぎて融通が利かなくなると、取引先のニーズや急な変更に対応できなくなることがあります。
基本を守りながら、状況に応じた柔軟さも忘れないようにしましょう。
4. 実践すべき具体的な行動
*時間厳守
会議や納品、返信など、時間に関する約束を守ることはビジネスの基本です。
余裕を持ったスケジュールを設定しておくとミスを防げます。
*確認の徹底
提出物や報告内容はダブルチェックを行い、ミスを防ぎます。
取引先に
「ミスが少ない」
と認識されることは大きな信頼につながります。
*適切な連絡
進捗状況や問題発生時には、早めに連絡を入れることで、取引先に安心感を与えられます。
「報連相(報告・連絡・相談)」
を徹底することが重要です。
*相手の要望への理解
取引先のニーズや課題をしっかりヒアリングし、それに基づいた提案や対応を行うことで、信頼が深まります。
5. 「凡事徹底」を活用した場合のメリット
*信頼の積み重ね
一度や二度ではなく、継続的な徹底によって
「この会社なら安心して任せられる」
と思ってもらえます。
*取引拡大の可能性
誠実で基本を大切にする姿勢が取引先の評価につながり、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性があります。
*クレームやトラブルの防止
小さな確認や丁寧な対応を怠らないことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
*結論
「凡事徹底」
は、取引先との信頼を築き、関係を強固にするための有効な手段です。
しかし、形式的な対応に終わらず、相手の立場に立った誠実さと柔軟性を持つことが重要です。
基本的な行動を丁寧に、継続して徹底することで、ビジネスを成功へと導く大きな力となります。
凡事徹底のいい話!感想とまとめ!
「凡事徹底」
の本記事の内容を、以下の表にまとめてみました。
➀:意味 | 何でもない当たり前のことを徹敵に行うこと。 |
➁:語源と由来 | 「凡事」と「徹底」の熟語の意味による |
➂:使う場面 | 成功体験や努力の人を称して |
➃:使い方を例文で | 外から帰ったら、まずはうがいと手洗い、「凡事徹底」を心がけたいもの。 |
➄:類語 | 継続は力なり・一所懸命・一意専心・他 |
⑥:言い替え | 継続は力なり |
⑦:反対語 | 「大風呂敷を広げる」 |
⑧:英語表現 | It’s important to do even small tasks well. |
意味のおさらいです。
なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと、または、当たり前のことを極めて他人の追随を許さないことなどを意味する四字熟語。
(実用日本語表現辞典)
一度や二度三度の、何でもないことなのですが、人間は基本怠け者なので、手抜きをするもの。
そこで、やはり途切れてしまうんだな。
何でもない、普通のことを、イチロー選手のように素振りを毎日、何回と決めて一年365日継続する。
アスリートにとっては普通のことでも、その普通のことがなかなかできなんです。
「凡事徹底」
はその大切さを教えてくれる四字熟語です。
「凡事徹底」のの事例で朝礼はおすすめ!
どこの会社で
「朝礼」
は普通かと。
が‥最近はリモートでの仕事が多くなってるから、そうも言えないかな。
でも、製造業ならまだまだ現場での仕事。
朝礼って、順番に何か一言発言していましたが、これって今思えば
「凡事徹底」
だな~~と。
人によっては、とんでもない話が出てきます。
そこにリーダーが一言付け加えるのですが、やっていると楽しい物でした。
自然とコミュニケーションが取れていく感じがしていいものだな~~と。
皆さんの職場では如何ですか?
「凡事徹底」の良いお話!私の人生!
「凡事徹底」
私の場合、何かあるかな~~と。
行為としては、どうやらなさそうに感じますが、毎日でもあるのですが
「ブログ記事のリサーチ」
は行っています。
一日「1記事」を目指しているのですが、これがなかなか。
しかしながら、仕上げまでいかなくとも、数行程度は書いています。
月の平均記事数で言えば
「20記事/月」
はいってそうですね。
おかげで、そこそこのアクセスはいただいています。
定年以降の、新たな楽しみとしてはこれですね。
出来るだけ、専門性を出そうと思っているのですが、元来が浮気性のために、なかなか一つに特化できません。
仕方がないですね。
来年からは、農業で「畑」をやろうと思っています。
その内容も、このブログで発信できればいいな~~と。
定年しても、私は元気ですよ~~
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*ヘッダーの写真は、私が撮影した唐桑半島の夏の写真です。