バルトレックスは飲み合わせに注意!併用注意な薬や飲み物について解説

注意したいバルトレックスの飲み合わせ

バルトレックスと一緒に飲むと相互作用を引き起こす薬

バルトレックスには、一緒に飲むと相互作用を引き起こす薬があるので、服用の際には十分に気をつけましょう。

「プロベネシド」や「シメチジン」といった薬は、バルトレックスの有効成分「バラシクロビル」の排出を抑制します。排出が正常に行われないと、バラシクロビルの体内の濃度が高くなります。その結果、作用が強くなりすぎて、副作用のリスクが高まるのです。

特にプロベネシドは、シメチジンよりもバラシクロビルの排出抑制作用が強いので、一層注意する必要があります。「ミコフェノール酸モフェチル」も、バルトレックスと相互作用を引き起こす恐れがあるので要注意です。

「テオフィリン」も同様に、バルトレックスとの併用は望ましくありません。バラシクロビルはテオフィリンの代謝を抑制します。その結果、テオフィリンの血中濃度が上がり、中毒症状が出る可能性があります。

ミコフェノール酸モフェチルとバラシクロビルは、お互いが排出を抑制し、血中濃度を高めます。両方の薬の作用が強く出てしまうので、バルトレックスとミコフェノール酸モフェチルとの併用は注意が必要です。

その他の抗生物質や鎮痛剤は、特に併用において注意を要するものはありません。今使っている薬とバルトレックスとの併用が心配な人は、医師に相談しましょう。

アルコールと一緒に飲むと効果がなくなったり副作用が強くなるので注意

バルトレックスは、アルコールと一緒に飲むと効果がなくなってしまったり、副作用が強く出るので、注意が不可欠です。

バラシクロビルの代謝がアルコールに邪魔されることで、副作用が起こりやすくなる可能性があります。また、普段から多量にお酒を飲んでいる人は、腎臓の代謝機能が強くなりすぎて、バラシクロビルが効かなくなっている可能性があるのです。

アルコールは、脱水素酵素によってアセトアルデヒドに代謝され、アセトアルデヒド脱水素酵素により酢酸に変化します。その後、血液中を流れる中でさらに分解され、最終的には炭酸ガスと水になって排出されます。

酵素の働きを阻害する薬は、一緒に飲むことでアルコールとアセトアルデヒドの血中濃度を上げ、悪酔いや二日酔いのような症状を引き起こすことがあります。

アルコールは肝臓で代謝されます。多量のアルコールの代謝をしていると、バラシクロビルの代謝ができなくなります。そのため、アルコールとバルトレックスを一緒に飲むと、バルトレックスの副作用が起こりやすくなる可能性があるのです。

バルトレックスはロキソニンや風邪薬と一緒に飲んでも大丈夫

バルトレックスの添付文書には、併用注意の薬の一覧が記載されています。併用注意なのは、「プロベネシド」「シメチジン」「ミコフェノール酸モフェチル」「テオフィリン」です。

ロキソニンや風邪薬は、バルトレックスと併用しても問題ありません。

解熱鎮痛剤を代表するバファリンも、ロキソニンと同じく飲み合わせの問題がない薬です。感染症の治療に使われる抗生物質も、バルトレックスと相互的に干渉することはありません。

自己判断でバルトレックスと他の薬を併用し、問題が起こらないか不安であれば、医師にするとよいでしょう。

避妊に使うピルも併用が可能な薬なので、必要ならバルトレックスと一緒に使って構いません。

元々、バルトレックスは他の薬とあまり影響しにくく、併用に問題のある薬は多くありません。その為、飲み合わせのハードルが低く、実際にロキソニンや風邪薬との併用も可能となっています。身の回りにあるバファリンや抗生物質に、ピルも問題なく併用できるので、基本的には心配無用です。

しかし、添付文書で併用注意の薬が定められているのも事実ですから、あらかじめチェックすることが大切です。