毛越寺の庭園は浄土庭園!見どころは大泉ヶ池の風景!夏の風景紹介

毛越寺の庭園は浄土庭園と言われますが見どころは大泉ヶ池の巧みな岩の配置。
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四寺回廊は慈覚大師円仁を巡る旅。
毛越寺とは?開山とたてた人の歴史をしる!本堂の写真
「毛越寺」を開山した
- ①:慈覚大師ってどんな人?
②:毛越寺を立てた方は誰?
③:本堂近辺の勇壮な写真(管理人撮影)
について紹介します。
慈覚大師とはこんな方!中尊寺や山寺など四寺回廊に由来!
「慈覚大師円仁」
こういう方です。
「慈覚大師」は「諡号(しごう)」
「諡号」:貴人、僧侶の死後、その人の生前の行ないをほめたたえておくる名。
元の名前は「円仁」です。
なくなって「慈覚大師」と言われるように。
円仁(えんにん、延暦13年(794年) – 貞観6年1月14日(864年2月24日)、旧字体: 圓仁)は、第3代天台座主。
(wikipediaより)
遣唐使として9年6ヶ月の間、当時の中国
「唐」
にわたり多くの仏教典を伝承した功績があった方。
54歳で日本に帰国。
唐での旅行記
- 「入唐求法巡礼行記」
が日本人による最初の旅行記と言われ歴史資料として大変に高い評価を受けたと。
本ブログで紹介しする
- ①:中尊寺
②:毛越寺
③:瑞巌寺
④:立石寺
の四寺回廊の名刹は
「慈覚大師」
の開山と言われます。
毛越寺を立てた方は?歴史的な背景
開山は「嘉祥3年(850年)」で中尊寺とともに
「慈覚大師」
が創建。
その後消失して荒廃。
それを再建したのが
「奥州藤原氏第2代基衡夫妻、および、子の第3代秀衡が壮大な伽藍を再興した。」
とあります。
吾妻鏡では
「堂塔四十余宇、禅房五百余宇」があり、円隆寺と号せられる金堂・講堂・常行堂・二階惣門・鐘楼・経蔵があり、嘉祥寺その他の堂宇もあって、当時は中尊寺をしのぐ規模。
(wikipediaより)
その後の歴史は紆余曲折。
現在の本堂は
1989年(平成元年)に平安様式で再建されたもの。
その後2011年に「世界遺産」に登録。
鎌倉時代には悲劇の場所でした。
毛越寺の見どころは大泉ヶ池の浄土庭園
「毛越寺」
の観光で見どころはやはり
「大泉ヶ池」
と命名される池の周辺の庭園の風景。
とてもきれいです。
大泉ヶ池の風景!10月の庭園写真ツアー!
何度行っても心が落ち着く素晴らしいところ!
説明はいらないですね。
写真で紹介していきます。
毎年ここで
「曲水の宴」
が行われます。
この風景は一番の肝。
この石は荒波に向かう岩を表しているんだそうな。
「大泉ヶ池」
を一周してきました。
途中、除夜の鐘の鐘楼もあるのですが、これはまた別の機会に。
この池を一周するのが毛越寺の観光コースになります。
毛越寺の拝観料!2021年より値上げになった!
今は2023年ですから2年前に値上げになりました。
もう二年になるのですが、以前の毛越寺を知ってる方なら、少し戸惑うかも。
どんだけ上がった?
一般大人で
500円 → 700円
で200円の値上げになります。
何でも上がってる昨今ですが、致し方なしですね。
以下の写真で。
表にまとめてみました。
大人 | 700円 |
高校生 | 400円 |
小・中学生 | 200円 |
団体割引 | 30名:1割・100名:2割 |
団体割引は計算してみたら
30名以上:大人630円:1割
100名以上:大人560円:2割
この割合です。
各年代ごともこの割合。
本ブログをご覧の方は、おそらく個人でしょうから表のとおりかと。
団体100人以上って、確かに・・ツアーの方が結構いらっしゃいます。
毛越寺浄土庭園の見どころや観光のまとめ
「慈覚大師」
様はえらい方だったんですね。
天台宗の開祖は
「最澄」
という方で本山は
「比叡山延暦寺」
で有名です。
「慈覚大師様」
はその天台宗の
「第三代座主」
のかた。
「中尊寺」
もその流れで「関山中尊寺」といい
「天台宗東北総本山」
という位置。
開基が「円仁」(慈覚大師様)であればそれも納得。
私は宮城県に住んでいます。
比較的スイスイと中尊寺や松島にはいける距離です。
カメラが好きで、写真を撮影するのはとても大好きで私の一番の趣味。
こんないい被写体が近くにあることは、すごく恵まれてるな~~と思うんだっけな~
毛越寺は、夏の緑もとてもいいですが
「秋の紅葉」
も素晴らしい風景を見せてくれます。
次回は紅葉の写真を紹介します。
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*ヘッダーの写真はわたしが撮影した手洗い場の風景写真です。
*本記事内の写真はすべて私(管理人)の撮影です。